iPhoneで動画の背景を透過する方法
背景が透明な動画には、背景がまったくありません。あるのは人物や商品、アニメーションするタイトルだけで、動画編集ソフトでどんな映像の上にもそのまま重ねられます。Video Grid Collageなら、被写体を自動で切り抜いて、背景を透明にしたまま書き出せます — しかもiPhoneだけで。
手順
動画を開く
Video Grid Collage(App Storeで無料)のスタート画面で+をタップし、画像または動画を選んで動画を選択します。動画が画面の上半分にしか表示されない場合は、グリッド → レイアウトをタップして最初のレイアウト(フレームが1つだけのもの)を選びます。
背景を削除する
タイムライン上の動画をタップし、背景を削除をタップします。人物なら人物のみ、ペットや物ならあらゆる被写体を選んで、続けるをタップします。すべてのフレームをiPhone上で処理するため、長いクリップには時間がかかります。
背景を透明にする
挿入 → 背景 → 透明をタップします。透明な部分は市松模様で表示されますが、これはプレビューだけの表示で、ファイルには含まれません。
透過を保てるコーデックを選ぶ
共有アイコンをタップして書き出し設定を開きます。ビデオコーデックで、ファイルを小さくしたいならHEVC、より多くの編集ソフトで使いたいならProRes 4444を選び、HDRをエクスポートはオフのままにします。
書き出して使う
書き出したら、動画をライブラリに保存するか、ビデオを共有で共有します。透過動画に対応した編集ソフトで.movを開き、ほかの映像の上に配置しましょう。
透過動画はどこで使えますか?
書き出されるのは、アルファチャンネル付きの.movファイルです。ProRes 4444は、Final Cut Pro、Premiere Pro、DaVinci Resolve、After Effectsなどのパソコン用編集ソフトで、透過動画の標準となっている形式です。HEVCはファイルサイズがずっと小さく、Final Cut ProやMotionといったAppleのアプリ、そしてWebではSafariで透過が保たれます。
Instagram、TikTok、YouTube、メッセージアプリは透過動画に対応していません — 透明な部分は単色(たいていは黒)で塗りつぶされます。切り抜いた被写体をSNSに投稿するなら、代わりにアプリ内で新しい背景を後ろに置きましょう。挿入 → 背景で、写真、動画、または色を選びます。
透過動画のコツ
- 無地で明るい背景の前で撮影すると、切り抜きの輪郭がきれいに仕上がります。
- クリップ、写真、テキストで覆われていない部分はすべて透明のままなので、アプリで作ったタイトルやステッカーも同じ方法で書き出せます。
- ProRes 4444のファイルは大容量です。使っている編集ソフトが透過付きのHEVCを開けるなら、HEVCで容量を大きく節約できます。
- 短いクリップほど処理が速く終わります。「背景を削除」をタップする前に、動画をトリミングしておきましょう。